押出ライン用巻取機
保管や搬送、その後の加工工程における取り扱いを容易にするため、押出成形されたフィルムやシートはロール状に巻き取る必要があります。
HENGRUIの巻取機は巻取り中の張力を常に一定に保ち、高精度な蛇行補正や制御を行うことで、端面の揃った美しいロールに仕上げます。お客様の製品仕様や生産条件に応じた最適な巻取機をご提案し、新規押出ラインへの組み込みはもちろん、既存設備への増設・リプレースにも柔軟に対応いたします。
対応材料・製品仕様
- 対応材料:PP、PE、PS、PETなどの一般的なシート・フィルム材料
- 製品幅:600〜1,300mm(押出ラインの仕様に応じ、それ以上の幅にもカスタマイズ対応可能)
- 製品厚さ:0.1〜2mm(最大巻取厚みは材料の剛性・柔軟性によって異なります)
フィルムとシートでは、最適な巻取方式が異なります。Hengrui は、それぞれの製品に特化した巻取システムを用意いたします。シート用には全自動巻取機とフレーム式巻取機を、フィルム用には全自動フィルム巻取機をラインアップしています。
高速・高生産性のシートライン向けに設計された、完全自動の巻取システムです。オペレーターがタッチパネルに必要情報を入力するだけで、張力制御・長さ計測・自動切断・次ロールへの巻替えを自動で行い、人的負荷とライン停止時間を最小限に抑えます。
特長
- 自動張力制御
巻取中のシート張力をセンサーで常時監視。設定値に基づきリアルタイムで制御し、ロール内外の巻きムラを抑制。 - テーパテンション制御
ロール径の増加に伴い張力を漸減させるテーパ制御により、内層への過大な圧縮や変形を防止。均一で安定したロール形状を実現。 - 自動ロールハンドリング
設定長に達すると自動でシートを切断し、次ロールへの巻付け・巻替えを自動実行。高速ラインでも連続生産を維持し、オペレーターの立ち会い作業を大幅に削減。
フレーム型シート巻取機は、インラインでスリットしたシートを、それぞれ別のロールとして巻き取る押出ラインに適した設備です。剛性の高いフレームにより、長時間連続運転でも巻取軸の位置ずれを抑制できます。2 ステーション仕様は単幅巻取、4 ステーション仕様は複幅同時巻取に対応し、製品幅や生産能力に合わせて巻取仕様をカスタマイズできます。
主な特長
- 4 ステーション同時巻取対応
インラインスリット後の 2 本ストリップを同時に巻取可能で、ライン全体の処理能力向上に貢献します。 - 安定したロール形成
高剛性フレームによって巻取軸の位置を安定させ、連続運転時のロール形成をサポートします。自動張力制御と組み合わせることで、ロール端部の乱れを抑制し、均一な巻取りを実現します。 - 手動操作に対応
切断・ロール位置決め・巻再開は作業員が実施、小ロット多品種ラインや、既存ラインとの組み合わせに適しています。
主な特長
- 連続自動巻取り
A軸とB軸を自動的に切り替え、フィルムの切断から次の巻芯への切替までを自動化します。設定長到達時に自動でロール切替えを行い、ライン停止時間を最小化します。 - 巻取長さの管理
作業員は必要ロール長を設定するだけで、自動・手動モードを選択可能です。目標長到達前にアラートが発報され、作業負担を軽減します。 - 安定した張力制御
定張力制御と自動テーパ調整を組み合わせ、内層は適度に密に、外層はやや緩やかに巻取ることで、シワ・変形・ロール端部の乱れを抑制します。 - 生産データ表示
操作画面には、現在のロール長さ、前回のロール長さ、当日の総生産量などを表示できます。生産実績の把握や品質トレーサビリティに役立ちます。
押出ラインに合わせた巻取機をご提案
巻取条件は、フィルム・シートの材質、厚み、幅、剛性、生産速度などによって異なります。
HENGRUIでは、押出ラインで生産する製品仕様に合わせて、巻取方式、張力制御、ステーション数などを考慮した設備構成をご提案します。
新規の押出ラインへの組み込みだけでなく、既存ラインへの巻取設備の追加についてもご相談いただけます。




